2008年11月07日

耳が不自由な患者さんの診察

いろんな患者さんが外来に来られます。

最近では、外国人の方も増えましたね。
外国人の方は、南米や中国からの方はもちろん、欧米からの方でも、「日本の病院はすばらしい」と、おっしゃってくれる方が多いです。「どのような点が?」と、お尋ねすると、南米からの方なら、「待ち時間も短いし、いつでも診てもらえる。第一、窓口負担が安い」とのこと。「窓口での医療費負担が軽いこと」は、アメリカからの方も、必ずおっしゃいます。「日本の労働者が加入している医療保険は、ほとんどの病気、薬が保険対象になっていて、しかも、安い、信じられない」って、おっしゃいます。いい国ですよ。この国は。

英語なら、多少、なんとかなるものですが、ポルトガル語って、英語とかなり違うところがあり、会話は無理です。でも、日常会話は無理だとしても、実は、医学の専門用語は、紙に英語を書けば、なんとか通じることも多いですし、それを無理矢理ローマ字読みすると、通じたりします。「抗生物質antibiotics」は、「アンチビオチクス」とか言えば、「おお、それ、ください!」って、片言の日本語で返事があったりする。

先日、聴力が不自由な患者さんを担当しました。耳が不自由な方を診るのは珍しくはありません。通常、筆談で診察を始めますが、中には、こちらの唇の動きを読んで、会話が成立する場合があり、すぐに、筆談の必要がない方も珍しくありません。
でも、その日は、患者さんに、紙とペンを求められて、「マスクをしているから、何を言っているか、わかりません」と、筆談。
すみませんでした。その日は、風邪気味だったので、自分は、マスクをしていたのです。これが、大失敗でした。

耳が不自由な方を診察するたびに、こちらが手話ができれば、って、思うのですが、なかなか、本当に、手話を学ぶまでにはいきません。

nakaikeiji at 21:56コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!
印象に残った患者さん | 医療制度

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